グスタフ・ヴォッヒャー
Gustav Wocher
オーストリア・ザルツブルク在住🇦🇹(2023年9月よりウィーン)
1994年、オーストリア西部フォーアールベルグ州、フェルトキルヒの音楽一家の長男として生まれる。母はコンセルヴァトリウム(音楽高校)の音楽理論教師、父はリヒテンシュタインの音楽基礎学校のピアノの講師。
7歳よりチェロ、11歳よりピアノをフェルトキルヒ音楽院で始める。在学中、プレカレッジのコースにてスイスのベルン音楽大学に通い、デニスセヴェリン氏に師事。16歳より、リヒテンシュタイン音楽アカデミーの奨学生として多数のマスタークラスを受講。2013年ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学に入学し、チェロをジョバンニ・ニョッキ氏に師事、また同大学のビリアナ・ツィンリコヴァ氏のもとでピアノも学び、学士課程修了。2023年、同大学で教育学の学士も取得。2023年よりプラハ在住のカレル・フィアラ氏のもとで定期的にレッスンを受けている。10月よりウィーン国立音楽大学で室内楽の修士課程をペーター・シューマイヤー氏(ヴァイオリン)とアヴェディス・クーユームジャン氏(ピアノ)とマリア・グルーン氏(チェロ)のもとで在学中で、ピアニストのリアム・ドゥジェレーと共に『Trio Souvenirs』ピアノトリオを結成。クベリーク・トリオ(Kubelik Trio)のもとでマスタークラス受講。
ルツェルンフェスティバル現代音楽アカデミー、ニーダーエステーライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団のサマーアカデミー、ウィーン交響楽団のサマーアカデミー、クロンベルク室内楽アカデミーに参加。また、リーゼン国際チェロコンクール第3位をはじめとする、EU圏内の音楽コンクールで数々の受賞歴がある。
2011年から首席奏者を兼任するリヒテンシュタイン交響楽団の常任団員、2022年からはフォアアールベルク交響楽団の常任団員となる。
16歳からチェロとさまざまな楽器のアンサンブルのための編曲を手がけ、作曲も行っている。自作曲は、オーストリア青少年音楽コンクールで1位を獲得し、オーストリアのラジオで放送された。
2022年よりチェロの講師としてドルンビルン音楽基礎学校で5歳から90歳までの幅広い年代の生徒の指導を1年間行っていた。